【本文より】 もっとも恐ろしいのは忘れることではなく こうしたことを考えないことだと思います またそこに考えられるのは 見えてはいるけれど ちゃんと見ようとはしない昨今の多くの日本人の姿勢です 見ているようでいて じつは…
『〈改訂〉大川小学校74名の死を悼む 宮城の昔の教員の独り言』岡田永治

nonfiction
【本文より】 もっとも恐ろしいのは忘れることではなく こうしたことを考えないことだと思います またそこに考えられるのは 見えてはいるけれど ちゃんと見ようとはしない昨今の多くの日本人の姿勢です 見ているようでいて じつは…
【内容】 1 大好きな母の余命 2 大好きな母の峠 3 大好きな母、永井外科との出会い 4 大好きな母、横内先生との出会い 5 大好きな母の手術一年後 6 大好きな母の不調 7 大好きな母の精神状態 8 大好きな母、最後…
東京に住んではいたけれど、荒川区へ足を踏み入れたのは住み始めてからずいぶんたってからだ。 本格的に散歩記事を書くようになってから何度も歩く機会があった。 最初に荒川区を歩いたのは、都電荒川線の記事を書くためだった。早稲田…
中学生のときに自分の小遣いで初めて立ち食いそばを食べた。今でもあるが、駅に立ち食いそば屋があって、そこでこっそりそばを食べるのが好きだった。たいていは、おやつ感覚で、食べた。そばと言っているけれど実際はうどんを食べていた…
身代地蔵尊という旗が風になびいていた。ここは滝野川1丁目。 滝野川不動尊の隣にあったのを見つけた。気になったのは手前にある「江戸三大」「身代自動尊」という石碑。あちらこちらに「身代地蔵尊」あるいは「身代わり地蔵尊」はある…
東京に出てきてほどなく、50ccのバイクを中古で購入した。都内の移動にはだいたいそのバイクを利用していた。その後、バイクから自転車にかえた。理由は太りだしてきたので、自転車のほうがダイエットになると思ったからだ。 最初に…
灯台下(もと)暗しという言葉があるけれど、最近そんな経験をよくしている。 先日、刊行された『ぶらナポ』(駒草出版)も私的ランキングというコーナーがあって、いろいろと近所のナポリタンを食べ歩いていたのだけれど、なかなかいい…
仕事の関係で久しぶりに武蔵小山駅からすぐのパルム商店街へ行った。商店街の入り口を見て、異変に気が付く。あ、そうだ、ふくふく餃子がなくなっている。 パルム商店街のシンボルのようなお店だったのにショックだ。 在りし日のふくふ…
お地蔵さまはいろいろな理由でこの世に現れます。 たとえば、実在の人物をお地蔵さまにした例があります。 それはたとえば千束にある「半助地蔵尊」ですね。半助にお世話になった人々によって建立されました。 また、名前はないけれど…
この連載でも何度か書いているけれど、僕は2003年の夏、僕が45歳のとき、新宿区が45歳になったら、無料で健康診断しますよという葉書を受け取り、それで健康診断に行ったら、なんと糖尿病と診断されてしまった。それで、10月に…