一流の男性を引き寄せる恋愛法則【vol.4】「上質」を知る

「上質」を知る

「本物」というものは、往々にしてすごい力をもっています。
芸術にしろ、服にしろ、宝石にしろ、料理にしろ、サービスにしろ、そして人間にしろ、本物はやはり素晴らしく上質で、まがい物の追随を許さない面があります。
そして、それを見分けられる目をもつことが人間性(EQ…Emotional Intelligence Quotientの略。心の知能指数)を向上させ、豊かな生き方につながるのです。そう、人間性が高く豊かな生き方ができることこそ、品格に必要不可欠なもの。「本物の男を見分ける目」なんて、とても素敵じゃありません?
だから、ぜひ本物を見てとる力を手に入れて欲しいと思うのです。
しかしそんな能力は、すぐに手に入れられるものではありません。といって、実はそんなに難しいことでもないんですよ。
方法は、とにかく「本物」「上質のもの」に数多く触れること。これに尽きます。

画家の友人とベルギーを旅した時、面白い話を聞きました。

「どの作品も全部同じ人の絵だと思って見ると、先入観が捨てられて面白いわよ」

日本の美術展などで、「○○年に難聴になって苦しんでる時の絵よ」などと、うんちくばかり言っている人をよく見ますが、知識を溜め込むより、自分に備わっている女感力で「気付き」を得ることの方が、ずっと重要です。
料亭やレストランも、一流のところを経験しておきましょう。ホテルの一流のサービスに接しましょう。そうするうちに、本物と偽者、一流と二流を知り、心の底からの教養というものをもつことができます。
何が正しいかはわからなくても、何が違うかは、はっきりわかるようになるのです。
ブランドでも、男性でも。

【習慣】
日本は「本物」「上質」の宝庫。触れる機会を積極的につくっていきましょう。

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この連載について

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恋は探すものではなく、やってくるもの。
女性に備わる特別な力を高めることで、なぜかイイ男から愛される。
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【著者】
いつか(旧:角川いつか)
東京生まれ。著書は『一流のサービスを受ける人になる方法』(日本経済新聞出版社)『ガラスの天井のひらきかた』(KKベストセラーズ)『わたし幸せじゃないの?』(経済界)など、電子書籍を含め50冊を超える。恋愛・結婚についての辛口エッセーやビジネスマンの成功と孤独に焦点をあてたビジネス書など、幅広いジャンルの執筆活動をしている。
世界50カ国以上を駆け巡り、各国、各界に多彩な人脈を持つ。テレビのコメンテーター、ラジオ出演、講演、トークショー、企業セミナーのプロデュースも行っている。
「角川いつか」として上梓した著書は多数。ベストセラーとなった『成功する男はみな、非情である。』(PHP研究所/だいわ文庫)、『別れたほうがイイ男 手放してはいけないイイ男』(PHP研究所)はアジア各国で翻訳された。

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