日経新聞や株式業界新聞の記者は自己勘定での株式投資をしてはならないことになっている。ところで、最近日経新聞の文章の表現方法が少々客観性を欠き、特定の銘柄を推奨するかのような書き方をしているケースが目立ち始めた。例えば「ソ…
投機の流儀 セレクション【vol.214】最近の日経新聞証券欄の文章は少々オカシイ

日経新聞や株式業界新聞の記者は自己勘定での株式投資をしてはならないことになっている。ところで、最近日経新聞の文章の表現方法が少々客観性を欠き、特定の銘柄を推奨するかのような書き方をしているケースが目立ち始めた。例えば「ソ…
先週週明けは強保合で始まろうとしていたが、それどころではない大幅上げとなった。全く内部要因によるものだと思う。 12日(金)がSQ日であったが、その前日が祭日で休みだから10日(水)が売り方の行動を起こさなければならない…
先週2日目の17日(火)に2万6,000円の大台を示現したので、ひとまずの達成感と(市場用語で「敬意を表して」と言うが)翌日水曜日は300円強の一服感を示し、2万6,000円台はたった一日で終えた。 3月以降大幅に上昇し…
トランプはどうするか。敗北を認めないトランプも来年1月20日になればホワイトハウスを去らねばならない。 それまでにどんな名言を残すだろうか。筆者には興味本位での関心が大いにある。敗北宣言の名演説は筆者にとっては現代史の一…
アベノミクス大相場始動~本稿で言う『壮年期相場の大天井』(15年夏場)まで海外勢は20兆円の買い越しをした、それをその後20年9月までに20兆円売り越した、つまり、買い越した分と等しい分を売り越してしまった。 その割には…
安倍前首相から菅首相への順当そうに見える「禅譲」にはメデァアには見えない深い闇が潜んでいる。自民党内を丸く収めるために総裁になるまでは菅氏は「安倍政権を継続する」「ポスト安倍」を唱えていたが総理大臣就任後は菅首相は静かに…
アベノミクス大相場は本稿で言う「壮年期相場」の2万900円(2015年夏)までに国内投資家は旨いところは「概ね鍋に入れた」し、外国人投資家は20兆円を買い越した。そこから後は本稿で言う「老年期相場」(2018年10月2日…
新型コロナウイルスの感染が最大に達しているという状況の下で政府が金を与えて旅行を勧めている、このGoToトラベル政策という異常さはどこから来るのか。 「3密」を避ければ旅行は危険ではないから地方の経済を活性化させるという…
コロナ第2波への経営者の危機感が強まっているとのことで日経新聞が社長100人へのアンケートをとったところ、事業環境の回復に2年以上かかる予測が過半に達したという(日経新聞21日版の一面記事)。 「コロナの長期化に危機感を…
このうち健康・人命のための部分(A)がどのくらいで、経済対策・景気対策の部分(B)がどのくらいの金額かは筆者は知らないが、元来「健康・人命(A)」と財政規律(B)とはどちらが大切かという問題は二項対立の問題ではない。理屈…