『プレゼンは声! 心をゆさぶる話し方の極意40』白石謙二


あなたの言葉、伝わってますか?
外資系ビジネスマンや弁護士に必須のスキル!
ビジネスに効く「声の力の生かし方」を伝授!

【本文より】
商談に出かけるときも、クライアントが話を理解しやすいようにと説明の段取りを考えたり、サービスの内容を図解した資料を用意したりすることはあっても、「相手が理解しやすい声で話そう」と考えることはまずないでしょう。重要な会議で発言するときに、「この意見で勝負したいから、みんなに自信が感じられるような声で話そう」などと考えたりもしない。
もったいない話です。せっかくの「声の力」を、はなから使おうとしていないのですから。
そこで本書では、この「声の力」をビジネスの現場で生かす方法について、いまやビジネスシーンでは避けて通れないプレゼンをテーマに紹介することにしました。
ぼく自身のさまざまな経験を交えながら、長年培ってきたヴォイストレーニングのノウハウを基本からわかりやすく、論理的に解説を試みています。ぜひ参考にして、「声の力」を実際に試してみてください。

【内容】
はじめに 「声の力」を生かさないと、もったいない
第1章 なぜ、人は「声」でその気になるのか
 「声の武者修行」でぼくが学んだこと
 プレゼンは声の真剣勝負の場
 歌う声と話す声は別物
 人を動かせない“いい声”は意味がない
 表情が声をつくる
 結果が出せない人は何が足りないのか?
 相手の望む声をイメージする技術
 “一体感”をつくれば話を聞きたくなる
 トップセールスマンは導入がうまい
 DAGMAR理論の4つのプロセス
 声に気を配らない人は、破れた財布をもち歩いているのと同じ
 声は変えられる。もしそう望むなら
 無意識に声を垂れ流してはいないか?
 発声法は欧米ではメジャーなビジネススキル
第2章 自分だけの「プレゼン声」の見つけ方
 「プレゼン声」は自分のなかにある
 プレゼンのベースとしてふさわしい声とは
 「プレゼン声」3つのチェックポイント
 世界で注目を集める「プレゼン声」
 プレゼンのための発声トレーニング
 発声の基本を身につけよう
 声は4つのプロセスを経て生まれる
 ウォーミングアップに必要な3つのポイント
 顔のウォーミングアップ
 上半身のウォーミングアップ
 下半身のウォーミングアップ
 いい声を生む6つの姿勢
 腹式呼吸が発声に適している理由
 正しい腹式呼吸法
 基本は3つの発声法
 基礎発声力を上げる4つのエクササイズ
 5つの理想的な「いい声」
第3章 「声」でプレゼンを組み立てよう
 「通す」ために、声でなにをするべきか
 詐欺犯罪には声が巧みに生かされる
 声で解決したいふたつの課題
 相手に「納得して、共感してもらう」声とは
 共感したくなる3つの条件
 自覚しにくい8つのクセ声
 クセを改善するヒント
 知性を表現するポイント
 “いいきる”のは自信があるから
 「この人と仕事をしたい」と感じさせる声とは
 「この人と仕事をしたい」と思わせる3つの条件
 信頼感を表す声
 だれだって、やるからには勝ちをおさめたい
 完璧がいいとはかぎらない
 相手が思わず聞いてしまうプレゼンの組み立て
 組み立てのポイントは「メリハリ」
 ケース別9つの「声のレシピ」
 プレゼン当日の「声の心得」
おわりに 声の力が人生を変える
 声は声だけで存在しているのではない
 声はあなた自身を映す鏡
 毎日が転機

【著者】
白石謙二(しらいし・けんじ)
2004年、日本で初めて、「話す声」専門のヴォイストレーニングスクール「青山ヴォイス・メイクアップアカデミー」を開校。
テレビ、ラジオ、雑誌など多数のメディアに出演し、そのさわやかでユーモラスな人柄とわかりやすく即効性のある指導でカリスマヴォイスティーチャーとして活躍。
俳優、声優、ナレーター、アナウンサーから政治家、医師、弁護士、経営者、ビジネスパーソンなど指導歴も多岐に渡り、その数は2万人を超える。 著書は『言葉と声の磨き方』『世界一簡単に自分を変える方法』(以上、フォレスト出版)、『人に好かれる「声のマナー」41のルールとタブー』(講談社)、『DVD付き 人に好かれる声の磨き方と話し方』(永岡書店)など10冊以上にのぼり、いずれもベストセラー、ロングセラーとなっている。
電子書籍『人の印象は声が9割 相手に好かれる声のポイント25』『【音声付き】実践 一目置かれる声の出し方・磨き方 仕事の9割は声で決まる』『プレゼンは声! 心をゆさぶる話し方の極意40』など。

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