『福祉・医療の現場のコミュニケーション向上委員会』久保田真紀、川原経営総合センター


福祉や医療の職場で働く皆さん
職場の人間関係で困ったことはありませんか?

人間関係をより良くしていくために不可欠なのは「コミュニケーションの質の向上」です。
しかし、コミュニケーションの質を向上させていくために必要な情報を探してみても、企業向けのビジネス書や友人・家族関係にクローズアップした内容のものは多くあるものの、福祉や医療の職場にそったものは少なく、物足りなさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本書は、著者が月刊誌「WAM」(独立行政法人福祉医療機構が編集・発行)で連載し、福祉や医療の職場で働く皆さんに大変好評をいただいた「コミュニケーション向上委員会」の内容を、テーマ別にコンパクトにまとめた一冊です。

部下とのコミュニケーションがどうもぎこちない
職員同士の信頼関係が上手く築けていない気がする
経験年数やタイプが異なる職員同士の関係性を深めたい
自分らしいコミュニケーションを図りたい

こうした、職場にありがちな人間関係の問題や悩みについて、福祉や医療の職場の事例を使いながら分かりやすくご紹介するとともに、解決に向けたヒントや改善するための工夫についてご紹介しています

(目次)
第1章 職場内のコミュニケーションを深めるためのポイント
・職場の信頼関係を深める
・「みる力」を鍛える
・「聞く力」を鍛える
・「伝える力」を鍛える
・「気付き」を育む
・人間関係をよりよくする関心の寄せ方
第2章 経験年数ごとにありがちなコミュニケーションの問題
・新人職員に求められるコミュニケーション能力
・新人職員のコミュニケーション能力を伸ばす工夫
・中堅職員に求められるコミュニケーション能力
・中堅職員の「伸び悩み」を改善するためのコミュニケーション
・リーダーに求められるコミュニケーション能力
・リーダーの能力を伸ばしていくためのコミュニケーション
・一人ひとりを大切にするコミュニケーションを目指そう
第3章 自分らしいコミュニケーションをつくる工夫
 ・「自分らしさ」で彩りのあるコミュニケーションを目指す
・豊かな「語彙力(ごいりょく)」を身に付ける
・コミュニケーションが生まれる場づくり
・ツールを活用して会話を深める
・「自分らしいコミュニケーション」から生まれるもの
第4章 職員同士の信頼関係を築くためのコミュニケーションの工夫
 ・職場の人間関係に向き合っていくために
・「会話が少ない人」とのコミュニケーション
・「貢献する気持ちが強い人」とのコミュニケーション
・「周囲に気を配る人」とのコミュニケーション
・「自己主張が強い人」とのコミュニケーション
・相手の本意を見失わないコミュニケーションをめざす

(著者について)
久保田真紀
株式会社川原経営総合センター経営コンサルティング部門
社会福祉士、保育士。都道府県社会福祉協議会にて、法人の経営基盤強化や施設の運営に向けた支援のほか、当事者活動支援、福祉教育にかかる業務に従事したのち現職。社会福祉法人や福祉施設等の設立、運営支援のほか、人材育成、職場内環境改善に向けた業務に携わる。

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