『いのちを繋ぐ馬産地の物語 旅立つサラブレッドの原風景』河村清明+三方義勝

走る宿命にある競走馬は、生後わずか半年で母親から引き離される。
そして、それが母仔の今生の別れとなる――。
競馬を彩る生産のドラマを、北の大地の美しい光景とともに綴る。

【本文より】
出産近しを、牧場の人たちは、母馬の乳房に付着するヤニで知ります。そのヤニを認めると、「そろそろだな」と気持ちを引き締めるのです。最近の出産馬房には、モニター用のカメラがたいてい設置されていて、母屋に置かれた画面で馬の様子を、昼夜を問わず見守り始めます。ヤニの確認から、多くの場合、仔馬は3日以内に誕生します。

【内容】
1 誕生
2 母の愛
3 起立
4 初乳
5 自然分娩
6 放牧
7 種付け
8 離乳

【著者】
河村清明(かわむら・きよあき)
山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。
著書『馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』『馬産地放浪記』(以上、イースト・プレス)、『三度怒った競馬の神様』(二見書房)、『ウオッカの背中』(東邦出版)、『ウイニング・チケット』(原作、講談社)などがある。
電子書籍『ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男 競馬国際化の礎を作り上げた「異端」の挑戦』『競馬 衝撃の敗戦列伝 敗北を糧に頂点を極めた名馬たち』『競馬 衝撃の敗戦列伝2 運命を分けた一戦の知られざる真実』『ウオッカvsダイワスカーレット 天皇賞 運命の15分と二人の厩務員』『JRAディープ・インサイド 主催者が語る日本競馬の未来』『超サバイバル時代の馬産地ビジネス 知られざる競馬業界の「裏側」』、『いのちを繋ぐ馬産地の物語 旅立つサラブレッドの原風景』(共著)など。
競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。

三方義勝(みかた・よしかつ)
札幌市生まれ。大学在学中、東京写真専門学院2部修了。
広告代理店に入社、カメラマンとしてコマーシャルに携わった後フリーランス。
道内の自然風景を撮影後、現在は日高地方に通い、サラブレッド、馬産地風景を撮影中。

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