投機の流儀 セレクション【vol.260】今年は、年足で陰線か否かは分からないにしても波乱含みであることは間違いあるまい

今まで3年連続して大発会は前日に比べて安かったが今年は大幅高で始まった。これは、一つは前日のNY株が高かったこと、もう一つは年末はVIX指数が16ポイントまで落ちた、こういう時は機関投資家が株式会社組み入れのウェイトを高めるという動きなのかもしれない。いずれにしても4年ぶりに大発会が高かった年である。
思えば、18年にも大発会は大幅高だった、ところが、その年の10月2日にアベノミクス相場の老年期大天井をつけて年足では陰線になった。歴史は繰り返すというが、そのまま同じには繰り返さない、但し、似た現象は起きる。「株式相場はダイスやルーレット勝負のような都度々々が独立して現れるものではなく、過去を記憶して動くものだ、そこに罫線観測の意味がある」と言う旨を本稿は述べ続けてきた。少なくとも今年は、年足で陰線か否かは分からないにしても波乱含みであることは間違いあるまい。
 
【目次】
第1部 当面の市況
(1)NYはナスダックは4日続落・ハイテク株売り・景気敏感株買いの小動き
(2)マザーズ市場での信用取引の損益悪化
(3)今年は、年足で陰線か否かは分からないにしても波乱含みであることは間違いあるまい
(4)大発会は4年ぶりの大幅高だったが翌々日には大発会の大幅高を遥かに超える下げ幅を示現した
(5)マザーズ市場に追証連発、第1市場の姿が変わった
(6)中長期の見方:所謂バフェット指数(時価総額とGDPとの比率)は夙に「過熱ライン」に来ているし、また、「時価総額と個人金融資産との比率」も夙に「買われ過ぎ」の域を超えているが・・
(7)恒例の日経新聞1月1日版の著名20氏のアンケート
(8)昨年2021年の個人マネーは米成長株とインデックスに流入
第2部 中長期の見方
(1)2021年の日本の株式市場の概観
(2)日本経済全体をGDPから観る、及び家計に「過剰貯蓄30兆円」
(3)岸田首相の「新しい資本主義」について
(4)中長期の見方:
(5)日銀、ETF購入、出口戦略
(6)2022年の株式市場
(7)「唐突だ」と多くの読者諸賢から言われた安倍政権成立当時の憲法改正について再び触れる。岸田政権は必ずこれを出してくる。
(8)原発再開と東電株
(9)三たびトルコ事情
第3部 読者との交信欄
長年の読者T様との交信

【重要なお知らせ】
「まぐまぐ!」でご好評いただき、殿堂入りの誉れを賜った「投機の流儀」ですが、このたびピースオブケイクの運営するコンテンツサイト「note」にも掲載する運びとなりました。
それにあたり、あらためて自己紹介代わりにインタビューをしていただきました。
ぜひともご笑覧ください。

なお、デンショバでの連載は、ピックアップ記事として継続することになっています。
引き続きのご愛読、どうぞよろしくお願いいたします。

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この連載について

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【著者】
山崎和邦(やまざき・かずくに)
1937年、シンガポールに生まれ、長野県で育つ。1961年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村証券入社。1974年、同社支店長。同社を退社後、三井ホーム九州支店長に就任、1983年同社取締役、1990年同社常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後の2001年、産業能率大学講師として「投機学」講座を担当。2004年武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴51年、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。晩年は投資家兼研究者として大学院で実用経済学を講義。ラジオ日経「木下ちゃんねる」、テレビ番組「ストックボイス」ゲストメンバー。
著書『常識力で勝つ超正統派株式投資法』『大損しない超正統派株式投資法』など。
電子書籍『4億円投資家直伝 実践 金儲け学 チャンスを逃さない投資の心得39』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則 世界の賢人が語るカネの真実40』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術 仕事に効く人付き合いのポイント44』『投機学入門』『投資詐欺』『常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣 投資で負けない5つの心得』『会社員から大学教授に転身する方法 第二の人生で成功するための「たった3つ」の必勝ノウハウ』『株式投資の人間学 なぜ、損する株を買ってしまうのか』など。

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