『地球の描き方 絵画と地球のただならぬ関係』長谷川伸介


絵は下手な方がいい。独創的な絵はこうやって描く。
現代画家になるための絵画論を分かりやすく簡潔に解説した、インスピレーション溢れる作品。
あなたもゴッホになれる!

【目次】
絵を描くということは、目に見えた風景、物体、人物を見たままそっくり正確に描写することなのでしょうか?/画家がいかに風景を写真的に描こうとも写真のようにならないのは、どのような理由からでしょうか?/絵には本当に価値があるのでしょうか?/芸術の原点とは? 絵とは?/プリミティブアートから20世紀の抽象絵画へ/なぜ? 具象的なものを、抽象的に描かなければならなかったのでしょうか?/抽象的に描く=自己表現のフィールドに入る/絵を描くこと、それは自分と向き合うこと/芸術の複製価値はあるのでしょうか?/芸術とは何か?/自然界における芸術/芸術作品=表現体?/表現体としての役割/描くということの意味/画家は何を描くのか?/未来の絵画/芸術と信仰の深い関わり=精神性の高さ/土偶や仏像製作に潜むもの/イメージを表現することの意味/無作為的意識表現/主体は、二律背反?/主体の存在確率/自画像の異なる主体/全体と個体/断片と全体/意識と現実/外観と内観/自己意識の風景/無意識下のトランスフォーマー/無意識の領域/原始表現と抽象表現/自己意識との交信/絵に込められたメッセージ/意識的見方/コミュニケーションの変化/リアリティーの追求/4つの変数:絵画は4次元?/絵画の方程式/宇宙の主体/情報化された宇宙/意識空間と情報空間/意識を情報化する/人間であることの証明/精神性と物質性の一元化/人間性回復のためのアート/人間であることの真実/アートフィールド間の交信/表現の場/アートとサイエンス/人間の眼/ものを見るということ/現代アートから未来アートへ/人間としての営み/地球のアートフィールド

【著者】
長谷川伸介(はせがわ・しんすけ)
新潟県三条市出身。三条市に拠点を置くデザインアートスタジオEARTH CREATIVE株式会社の代表取締役としてアートディレクターを務める。また同社が運営するidentity design研究所の代表研究員でもある。絵を描くプロセスは心の糧となり、人間は成長できることを自ら体得し、それが人間社会の成長へとつながっていくことを標榜しながら長年絵を描き続けてきた中で得られた知見を本書で体現させている。
 

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