女を口説き落とすクソゲーの法則【vol.6】男女で違う行動原理

集団でいるときも、男女には明らかな違いがあります。男の集団は一見バラバラなようで、きちんと統制された組織でもあります。たとえば、交差点で自転車が車と衝突したという場合、咄嗟《とっさ》に役割分担ができて、その場には刹那《せつな》の調和と統率が生まれます。
対して女性は、情緒や感情が優先する生き物ですから、アクシデントが起こると、洗面器に入れたガラス玉のように、洗面器を傾ければ全員がそっちに流れてしまいます。
いわば「情に流される」。これが女性の特徴なのですが、そこは理性で生きる男性にとっては理解しがたいものでしょう。

情緒で生きるか理性で生きるか、もっともわかりやすく当てはまるのは、ベッドシーンです。
女性は空高く飛翔して夢幻の境地に到達してしまいますが、男は案外冷めていて、ちらりと時計を見たり、気がかりな仕事について、思い出したりするものです。
これほど違う一番の理由は、男女の快感のレベルもありますが、オスは不意に外敵に襲われても対応できるよう、頭のどこかが冷めていなければならないという本能が残っているためです。

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この連載について

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【著者】
小室友里(こむろ・ゆり)
ラブヘルスカウンセラー。1995年、19歳でグラビアモデルとしてデビュー。90年代を代表するトップAV女優として君臨。「20世紀最後のAV女優」と呼ばれている。
引退後は舞台やOVA、海外作品を含む映画にも出演し、女優業の幅を広げる傍ら、ライターとして雑誌や新聞にコラム、セックス関連のお悩み相談などを寄稿。インディーズCDデビューも果たし、現在もボーカリストとしてレコーディングやライブを行うなど、多方面に勢力的な活躍をしている。
2014年、これまでの経験と知識を活かし、ラブヘルスカウンセラーとしての活動を本格的に開始。セックスアピール、セックステクニック、セックスコミュニケーション(心の繋がり)といった男女の性に関するアドバイスは、経験と知識に裏打ちされた説得力があり、分かりやすいと定評。
モットーは「セックスとはお互いを知ること」。
著書『小室友里先生が「3回のデートでベッドインするテクニック」を手取り足取り教えてくれるようです。』『女の「したい」を見抜く技術 会話・しぐさでわかる38のサインと作法』、共著『人妻を口説く技術 不倫ではない、大人の恋愛としての愛し方・愛され方30のルールとタブー』など。