一流の男性を引き寄せる恋愛法則【vol.2】生真面目は男を遠ざける

生真面目は男を遠ざける

あなたは、周りの人、特に男性から、どんな評価を得たいですか?
いろいろあるけれど、例えば……
いい子。素敵な女性。かっこいい。色っぽい。知的。性格がいい。優しい。ユニーク。
そして、「マジメ」。

でもこの「マジメ」という評判、特にプライベートではそんなに高いものじゃないですよね。

「色っぽいけどマジメだね」
「マジメで素敵な人だなあ」
「ユニークな変わり者だけど、マジメだよ」

なんていうふうに、ほかの評価にプラスされると、すごくいいのですが。
でも。

「彼女? うーん、まじめな人だね」

これで終わってしまったら、あなたはただ〝マジメなだけ〟の女性。「いい人なんだけど、ほかに褒めようがなくて」……っていう、どこかつまらない感じでしょう? そんなふう思われている女性は、せっかくの恋のチャンスを逃してしまいます。
もしあなたが生真面目すぎる考え方、生き方をしていたら、もっと幅広い、いろいろな考え方や行動のできる女性になりましょう。
何事《なにごと》も〝過ぎる〟というのはよくありません。人間や社会は、あなたの思う「正しいこと」だけで出来上がっているわけではないのです。広い視野で物事を見ることが大事です。

もちろんマジメさそのものは、とってもいいことです。だけどそれじゃ、つまらない。魅力がない。
言ってみれば、「オフィスの備品」「事務机」という感じでしょうか。機能的で役に立つけれど、ただそれだけ。そこには、恋するゆとりや恋を引き寄せる隙《すき》がありません。
人が魅力的に見えるのって、「どこか、計算からはずれたところ」があるからじゃないかしら。
きちんとした人間性の中にほの見える、不思議な部分、意外な部分、おちゃめな部分……。そういういろいろなものが合わさって、女性は生き生きと輝くのです。

マジメであることは、基本の一つ。やっぱり基本は、マジメでなくちゃ。
でも、それだけではダメなんです。あなたはオフィスの備品じゃないのだから。
事務机にだって、花を飾ればうるおいや魅力が生まれます。マジメであることをすごく大事にしているあなたにも、少しは色を加えてあげてください。
マジメで地味、はダメなのです。
例えば、髪型、髪の色、香水、アクセサリー。そんなちょっとしたことを変えるだけでも、人はハッと心惹かれます。
自分に合う美容室を見つけて、隠れた魅力をもっと引き出してもらいましょう。
香水をオフィスとプライベートで変えたり、状況に応じて使い分けるのはもちろんのこと、その時の精神状態に合わせたアロマオイルをつけるだけでも、恋の運が巡ってきます。
アクセサリーもちょっと冒険してみて。大きなネックレスやイヤリングは即効性がありますよ。また、派手な服を着ると、華やかな運が入ってきます。

そして目標は。
マジメなあなたの美質はそのままに、女性としての魅力を花開かせることなのです。

【習慣】
生真面目は×、マジメは基本。もっと柔らかく考えて、いい恋を引き寄せましょう。

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この連載について

初回を読む
恋は探すものではなく、やってくるもの。
女性に備わる特別な力を高めることで、なぜかイイ男から愛される。
人生が輝く!

【著者】
いつか(旧:角川いつか)
東京生まれ。著書は『一流のサービスを受ける人になる方法』(日本経済新聞出版社)『ガラスの天井のひらきかた』(KKベストセラーズ)『わたし幸せじゃないの?』(経済界)など、電子書籍を含め50冊を超える。恋愛・結婚についての辛口エッセーやビジネスマンの成功と孤独に焦点をあてたビジネス書など、幅広いジャンルの執筆活動をしている。
世界50カ国以上を駆け巡り、各国、各界に多彩な人脈を持つ。テレビのコメンテーター、ラジオ出演、講演、トークショー、企業セミナーのプロデュースも行っている。
「角川いつか」として上梓した著書は多数。ベストセラーとなった『成功する男はみな、非情である。』(PHP研究所/だいわ文庫)、『別れたほうがイイ男 手放してはいけないイイ男』(PHP研究所)はアジア各国で翻訳された。

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